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ピアノ弾きの裏に、美味しい生活研究家のカオあり。ゴハンと暮らしと音楽を愛する日々。
by pechopiano
続・秋休み
実家の北欧旅行に伴って、勝手に秋休みを取得しててんこ盛りで遊んでいましたが、シメ(?)は、電車での最遠出、オットの実家滞在&鎌倉遊びでした。
普段忙しくて、年末年始や親族の集まりの時にしか、実家に顔を出せないオットに代って(?)、勝手に「遊びにいきまーす」と連絡をし、オットには「○日、行ってくるから」と事後報告。笑
自分が居なくて、居心地悪くないの?と聞かれましたが、「なんで?」と質問し返したほど、気さくで優しい御両親なので、秋休み取得に伴って一番最初に思いついたのが、「そうだ、(オットの)実家いこう!」でした。
だって、こんな可愛い盛りの子供、なるべく沢山触れ合ってもらわねばっ・・・・という名目のもと、自分がラク出来るし(あは)、愉しい時間を過ごせるので、もっともらしいこと言いながら行って参りました。

とはいえ、結構冒険ですよ、ウチから鎌倉までは2時間弱。
電車で2人で向かうのは、最遠出が友人宅への1時間半程度だったので、さーすがに鞄に「もしもぐずったらグッズ」を忍ばせて、ちょっとドキドキしながら向かいました。
んが。
全くぐずらず、特にゴキゲンというわけでもなかったものの、大人しくしてくれていまして、勿論電車が空いている時間帯に移動したため、乗っている方も余裕がありそうなノンビリした空気が流れており、ムスメは沢山の人に笑いかけられて、鎌倉へ到着。

秋の鎌倉は、「ご案内したいお寺や景色が・・・」と、文化的なお誘いがあるにも関わらず、ワタシがもっぱら寄りたいところと言ったら・・・・
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LONG TRACK FOODSだとか、
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ロミジャム(通称)だとか、、、

食べ物ばーーっか。

ま、厳密に言うと、食べ物っていうよりも、このスタイリストや著名人たちが、どんな空間のお店を作ったのか、その空気に触れてじかに詳細まで見たかったからなのでした。
でも、ロミジャムでは、お土産に幾つか買ったり、岡尾さんのお店でも、遊びのちょっとしたお買いもの、しましたが。
つくづく、寺とか遺跡だとか、文化的な香りのものに興味が薄く、「昔の建造物」は素晴らしかろうけれども、今の現在の暮らしに密着して、具体的なモノにしか惹かれないワタシ。
留学時代や学生時代に、嫌と言うほど(?)欧州の建築物に触れて、古い教会での音楽祭で弾いたり、そんなことをしているうちに、「寺は素晴らしくても、、、(ぶっちゃけ)どれも一緒!一個みればよい!」という結論に達してしまったのか?!

・・・いや、単なる食いしん坊なだけかもしれない。。。

かもめ食堂じゃないけれど、30代に入ってから、なんていうか「こうあるべき」みたいな軸から、自分の欲求や興味が反れていたら、それを(若い時のように)軸に合わせようとか、自分の方が不勉強でイケナイことなのでは・・・という、自制心のようなものが、、、なんちゅーか、ゆるんじゃった気がします。
切れた、っていうほど思い切ったことでもないし、我慢していたことがあったわけでもないのですが、なんていうかねぇ、結構真面目にピアノこつこつ弾いてきたし、努力もそれなりに一杯したように思うし、、自由になるっていう感じになってしまったのですな。

・・って、まぁそんなことはどうでもいいとして、オット母上が「キョーコサン、行きたいところあったら、言ってちょうだい~案内するわよ~」と、お申し出下さったので、わーいわーいと、文化も子供目線もあったもんじゃない、自分目線の鎌倉観光をして参りました♪
以前も、オット実家の帰りに、1人で鎌倉観光をしてきたことはありましたが、子連れでは初めてだし、小町通り以外の方面が、やはり探索しきれなかったので、落ち着いた鎌倉の街並みと、それぞれの家々の造りにじっくり見入りながら、時折生地屋さんやお洋服屋さんもウィンドウショッピングして、オット母上とべらべらべらべらお喋りしながら、楽しく散策。

ってなことで、ムスメはずーっっと、私につきあってくれまして、オット母上も「なんて、良い子なのかしらね~」と。
ま、そのうち言いなりにはなってくれなくなるんでしょうけれど、ムスメもうんと小さなウチから、私が色々連れまわしていたせいか、バギーであちこち連れていかれるのも、やぶさかでない様子で、きょろきょろそれなりに楽しんで興奮していました。

ランチは、初の釜揚げしらすと生しらす丼(&季節のお野菜天ぷらつき)を、お母上が御馳走して下さいました。
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伊豆でも食べたことがないなーと言うと、ここら辺の名物だそうで、しらすならば・・・とムスメも美味しそうにぱくぱく頂きました。

鳩サブレの本店の真っ白な外壁に、強く強~く惹かれたり、この建物は築50年くらいかなぁ・・・などなど、きょろきょろ建物の「使われてる様」な空気を愉しみながら歩いていると、ロミジャムの近くに鎌倉はちみつ園という、粋な建物発見。発見っていうか、どーんと建ってますけど。
老舗らしい内装と、塵ひとつ舞っていない空気に、いたくいたく感激して、「古くてピカピカ」という佇まいは、住まって(使って)こられた方の、美しい暮らしぶりの強靭な証なので、尊敬の思いで覗いてみましたが、、今調べたら、ここって最近改築されたそうで。・・・あそ、なんだ。
でも、お店にとって最も大切とも思えるショウケースには、指紋一つなく、玄関先から艶のある木の壁と言い、すべてが美しくて清潔で、いたく感動。
もう、今週は思いっきり断捨離した我が家でありました。(定期的にやっているのですけれど、子供が生まれてからは、特に定期的にやらないと・・。)

オットの実家では、お母上が美味しいポトフを作って下さっていて、いつもテキトウに作っているウチのポトフよりも数段美味しかったので、レシピを頂いてきました。
父上がワインを用意して下さったので、2人で一本空けて、ムスメもゴキゲンで、おばあちゃんのポトフに「おいちぃ」をやりながら、愉しい夜は更けて行きました。

ちなみに、特に教えていなかった「おいしい」のベビーサイン(ほっぺをたたく)、いつの間にかやるようになっていました。
最も、言葉での「おいしいぃ~」の方が先だったのですけれど。笑
最近は、つかまり立ちしながら、段差も越えていくようになりまして、、、
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ずりっと足をこすった時は、口をとがらせて「うぅう~」と、私に「ここ、さすって」と近寄ってくるのが可愛くて、少々の痛みならばソレもよし、と遠くで見守ってます。
1人「いないいないばあ」もするようになって、カーテンに隠れて、いないいないばあっと、私に披露して、拍手喝采しております。(自画自賛が得意。)

はじめての言葉、って、「まんま」とか「ばあば」とかいうのはずっと前だけれど、意味としてきちんと分かって使うようになった言葉は、どうやら「かわいい」が最初でした。
新しいお洋服や、ねずみのぬいぐるみ、テレビに出てきたキャラクターや、街で見た「可愛い」ものに対して、「かぁわいぃ~~・・・!」と使っているのを見て、確実に意味が繋がっているなぁと。
お友達の男の子たちは、もう、テレビの音に合わせてポーズをとったり、意味は繋がっているかはわからなくとも、「元気?」と聞くと、「げっきぃ~!(元気)」と、ポーズを作って(泣きながらでも、笑)答えたり、本当に可愛い可愛い盛りで、どの子も爆笑ものです。^^

今日からお仕事再開で、練習もやらないとだし、家事も毎日結構あるし、子連れでの遊びも入れているし、毎日忙しいですが、「充実」という実感を強くしている日々。
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ロングトラックフーズで、アメリカンダイナーなリーズナブルなカップ&ソーサーを一客。
昔は、気に入ったものは何でも6客揃えないと・・・と思っていましたが(作家ものが多かったし、作家さんのものは割れてしまったら、同じものを焼いてもらったとしても経年により土が変わってしまって、同じ風合いのものは手に入らないことが多いため・・)、最近は、最強のワタシの物欲カテゴリーだった食器類も、少なくしていこう、と方向転換。(だけど買ったんだけどね。)
思えば、暮らしの道具にしても、20代の入り口から既に、遊んで遊んで、遊び倒した気がします、これでも、この年齢でも既に。
ちょっと方向がまた変わってきたのを自分の中でも感じて、自己満足的に面白い最近です。

↓ オマケ

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実家からの、ムスメへの北欧土産。
なーんて、可愛らしいのでしょうねぇ、こちらの国の子供服は。
いつでも言われることだけれど、日本はどうしてこういうセンスの良い色遣いが出来ないんだろう。。。
子供服っていうと、ド・カラフルだったり、ただひたすらシンプルなだけだったり。。。
食事用スタイまでシックで素敵です。
幼稚園バッグにでもしようかと、シックなビニールバッグも貰いました。
子供のものと、美味しいものは、時間がたてば消化されるか、家から出てゆくものなので、遊びがあっても楽しい♪
by pechopiano | 2011-10-11 12:44
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