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ピアノ弾きの裏に、美味しい生活研究家のカオあり。ゴハンと暮らしと音楽を愛する日々。
by pechopiano
cloudyとケメックスにまつわるあれやこれや
台風でもなくぴっかーんな晴れでもなく、なんとなく久しぶりな気がするこんな日は、家具メンテナンスにピッタリ。

ということで、週に一度くらいなのですが、家族を送り出したあとの、残りの午前中3時間ほどを、全部掃除に費やす日として、くまなく雑巾がけの後お風呂のパッキンなどを少し念入り掃除、のちダイニングテーブルと椅子、座卓として使っているテーブル、キッチンのカウンターテーブルなどを、一気にオイルを塗りこめて、放置している時間帯に雑用を済ませ、帰宅して磨き上げて晴れて終了!
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家具はウォルナット!と長いこと決めていたのですが、北欧ヴィンテージも素敵だな、とここに来て必要に迫られて(大勢集まることが増えたので)買い足したextensionできるダイニングテーブルは、チーク。
沢山まわったお店でも、「チークとウォルナット」の取り合わせは多く、現在座卓にしている机と同じ作家、同じ木材の椅子とも違和感なくなじんでいます。
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北欧と日本の作家さん、チークとウォルナット、違和感ないなー。
とりあえず、おばあちゃん的家事の仕方が好きな自分は、「今日やったこと」がいつもの家事に一つプラスされると、とても満足。
今日はレッスンもないので、ゆっくりさらえます♪

・・・ゆっくりさらえそう、なのはコレがあるからともいえる。笑
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今季初、ドカンとおでん。
シャトルシェフの大鍋に、ぎゅーぎゅー。
それから、3Fにロイヤル手すり(笑)が来たおかげで、以前の家で愛用していた欲しカゴがまた日の目を見て、張り切って白菜を干してます。(昨日から。)
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(これを、3段仕様になっている網に入れて、3Fの手すりから吊るすのだ。)
干した白菜は、ビタミンたっぷりなので、旨みたっぷりなおでんの汁を吸わせて、一緒にいただこうと思います。
オットは、「今週おでんが出ますよー」と伝えると、心なしか帰宅が早い。笑

散々休んだ先週に引き続き、土曜日は幼稚園のお遊戯会。
入園式から、遠足、運動会、夏祭り盆踊り大会・・・と、どのイヴェントも、当日は「全拒否」で固まるムスメでしたが、今回は一通りやっていたので、安堵しました。笑
実につまらなそうに(センターで欠伸をしながらという、あるまじき態度)、一昔前に流行ったパラパラ(?)とかいう無表情の踊りよろしく、「とりあえずやってる」感じでしたが。汗

しかし、本人は午前中のお遊戯会よりよっぽど、夕方からのストライダーの方が印象的な一日だったようで、寝る前にしきりに「ワタシ、早くなったよね!ずっとストライダーで行ってこられたね!」と満足げ。
お友達のお手製、お下がりの赤い軽いコートが、「来年以降だろうな」と夏の入口に思っていたと思うのに、ためしに着せたらもう着られる!!
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色を選ばせると、決してピンクなどの「女の子色」を選ばないムスメに、母は満足していますが、この赤はとっても素敵!
それはムスメも同じように感じたのか、ためしに羽織らせたらピョンピョコ跳ねて喜び、さっきまで「暑い」と靴下を脱いでいたくせに、「ワタシ、寒いかも~」と羽織ってそそくさ玄関へ向かう。

超オンザ眉毛の、カゴをつけた自転車に跨る、赤いコートの4歳児、目立つようで、道行く人の視線が緩んでいるのが感じられ、とても沢山話しかけられた夕方でした。
それにしても歩き出した頃に、このサイズが安かったという理由で買っておいた「いつになったらこんなの履くのだ!?」と想像できないほど大きく感じたベンシモンのスニーカーだって、もうすっかり足に馴染んでしまった。
大きくなるスピードが、加速しているように感じる4歳の秋。

オマケ。
子供のカラダが成長しているならば、アラのとれそうなアラフォー女だって、自制心が少しは成長してるぞ!の写真。
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見たことのあるような、なんか違うような?な、キッチン用品好きがウン?と思いそうな組み合わせ。
もう随分長いこと、珈琲は自家製ネル(と言っても、オーガニックコットンの無漂白晒を縫っただけ)か、KONEのフィルターで淹れていますが、その「受け」の方。
円錐フィルターといえば、ケメックス。
ケメックスのコーヒーメーカー(器)を初めて見たのは多分20年くらい前で、学生だったし、それこそ知らない世界の美術品を見るようで、ほえ~と眺めつつ、「いつか、自分もこんなもので珈琲を淹れちゃうような人になりたい」と思い続けて・・・20年ほど。

その間、実際にこれを使っている方のお宅にお邪魔したり、お店で何度となく手に取ったり、検討したことは幾度も幾度も。
だけど、、、
洗いにくいのよねぇ、、、どう考えても。爆
ウッドハンドルと革紐、どーすんの?ということもさることながら、こんなにウエストくびれてたら、スポンジ(手)入らないよね・・という懸念、そして使っている人から「実際使いにくい。けど、お洒落は我慢というように、この美しさにはかなわない」と。

そうだねー、ウンウン、と頷きながら、手にとってもレジに進むまでのご縁がなく、ここまで来ました。
そして、気付いたのだ。
ワタシはお洒落のために我慢なんて絶対しない主義だったことに。(ヒールは体にわるい。体に悪いものを身に着けている姿を、きれいとは感じられない、的な。)
ドイツ製、もしくはドイツらしいフォルムの地に足着いた無骨な靴で早速と歩く女性のほうが、素敵だと感じるように、キッチン道具は美しさの前に、そう、前に!、まず使いやすいこと。そして、それが美しいことが条件。

だので、ケメックスはついに「あれね~、使ってみたいね~、買ってみようかな~」の20年にサヨナラし、似たフォルムでそこまで美しくはないが、すこぶる使いやすい「KONO」のハンドルをとっぱらったやつ(正確にはネジが壊れたので外しただけ)を、今後も浮気しないで使い続けることにしました。
しかしこれには、フタがなくて困ったものだったのですが、これまた一つアラフォーが昨今の「無駄なんじゃないか?それは」的視線で改めたものの副産物が。

話、長くてヒジョーに恐縮ですが(さらうはずなのに・・・)それこそお値段も品質もお高くて素晴らしい食器類に首ったけになっていた物欲権化の母の影響により、20代の入口から、地元の素晴らしい食器屋さんで、ギャラが入ると器購入・・・という浮世離れした(?)時代を過ごしまして、その間いったいいくつの茶器を買ったことか!

その時の自分の年収はさておき、急須に平気で一万円とか出してましたよ。
それはあらゆる雑貨や洋服を買う時に背中を押す心理、「これが自分のところに来たら、生活がちょっと素敵になるのではないか」という、あの心理に押されて。

それで、食器や洋服はまだいいのです、使用感に裏切りがないので。
しかし、、、
急須は・・・

たとえば、
フォルムがコロンとして素敵だな→(使ってみたら)茶葉開きにくい
釉薬が美しいのりだな→(使ってみたら)茶葉の旨みが出ない
じゃ、やっぱ土的に常滑が最適かな→(使うきにならず)ダサいな・・
常滑っぽい土だけど雰囲気良いな→(使ってみたら)ざらついて洗う度にうんざり
おっ、これはすべて満たした形で良いのでは?!→(使ってみたら)茶葉が目詰まり・・・

思い切って、信頼しているお店で、オーナーになにもかも素晴らしいとオススメされた作家ものに、大枚(ってほどでもないが)出したが・・・・
繊細すぎてすぐ欠けた。。。

こんなことを20年ほど、もう、バカらしくてバカらしくて、結局むか~し間に合わせで買ってみた、なんの味気もないハリオの耐熱急須を再び、しかも金属フィルターつけて使ってみたら、
サイコーでした。。。
特価で千円です。近所の商店街で買ったので、おせんべいももらいました。
完敗です。

そんな20年分の残り香を担った一保堂の急須のフタだけ(笑)乗せて、、、というのも、ハリオのガラスフタが丁度前途のKONOにぴったりだったので、♪道具は実用~~♪見た目じゃないのよ~~♪と、学んだ、時すでに大分経過した主婦の悟りでした。
ちなみに書いていいかどうか(?)、一保堂の茶器は、見た目も土の質もデザインも(だいたい量産ものだし)イマイチどころかイマ3、くらいでしたが、値段だけはブランド志向でした。呆

身に着ける衣服については、ユニクロ、無印、オーダーメイド(生徒さんに丁寧に誂えて頂いています)、をまんべんなく愛用し、ものにはやはり、適正価格ってものがあるなーと実感しているので、他の要素もだんだん絞っていきたいおとしごろ。
by pechopiano | 2014-10-20 13:46
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