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ピアノ弾きの裏に、美味しい生活研究家のカオあり。ゴハンと暮らしと音楽を愛する日々。
by pechopiano
とんでもハプニングな日
今日は、もんのすごいハプニングがありました・・・!

昼間、幼稚園の年長さんのお友達・・・というより、母親同士が似た者同士ゆえの友人関係ゆえの、子供たちの付き合いでありますが(笑)、とにかくムスメ2人と母二人で我が家にてランチ会♪

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彼女の素敵すぎるおうち、特に外観の素敵さは、多摩一じゃないかと思う私は、どういう経緯でああいったお庭が出来たのか聞いたり、自宅の1Fを貸店舗にしているという点も同じ、そして有機野菜と健康志向ということなど(食洗器に使う過炭酸ナトリウムのことまで)、泡飛ばして(泡もの呑みながら)喋りまくって居る間、5歳同士の女子は、遊んだり喧嘩したり遊んだりを繰り返し、何度目かのちょっとした喧嘩の時、ムスメが機嫌を損ねて、「モウイイッ!」とか言いながら、廊下に出て、我が家の引き戸をバシッと閉めまして。

その時、ワタシはかき氷をかいている最中で、溶けそうなので手が離せないわけで、まぁそのうち機嫌を直すだろうとシロップかけていたら、友人が「ねぇ、このドアって、鍵とかかかったりする?」と。
いやいや、かからないよー、押さえてるだけじゃないー?と、相変わらずかき氷器とにらめっこしていると、開かない開かないとドアの両側から。
削りきったかき氷を冷凍庫に一端仕舞い(←最重要事項)、どれどれ?と見に行ってみると・・・・・ガッツリ開かない。。。。

割と軽い造りというか、上のレールで釣ってるだけのモノレール扉みたいな造りなのですが、まーーーーーー、梃子でも動かない!!!大人二人で真っ赤な顔をしてもびくともしない!!!!
どゆこと!?!?と見上げると、外付け(廊下付け)のレールが、やや斜めっているような??・・とにかくよくわからないけど、何か固いもの、固いもの・・・・・そう、それは扉の向こうです。。

1人廊下に取り残されたムスメに、「その後ろの棚のドアを開けて!」「(分別してラベリングしてあるので)トンカチがあるの、わかるかな?ドライバーって書いてあるところ!」と説明してみると、彼女の背でやっとの高さのトンカチに、どうにか手を伸ばしている様子。
でももし、もしそれがドサッと箱ごと落ちて来たら、重たい工具が入っているから相当痛いな・・・気を付けるんだよ!!としか言えない自分。

もどかしくて心配していると、これ?と、手にしてきたのはまさにトンカチ。
ぃよくやったっ!!それを、ドアの隙間からこっちへ・・・・と手渡ししてもらって、内側から叩きまして。
この際ドアもう壊れてもいいが、ただガラスが割れると非常に危険なので、見に来たがるムスメを追いやってドンドンガンガン。

・・・・・しかし・・・・。
まっったく動く気配なし。なんか、勢いで釘が違う方向に刺さってしまったのか??と言う感じ。
ガッチリと食い込んでいる感じで、それにしてもナゾ。

次は、ドアの隙間から携帯を渡し、上部のレール部分を撮影して私に見せて、と。
これまたスマホは手慣れた現代っ子、「ハイッ」と見事に写真を撮影して、使える助手のごとく手渡し。
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しかーし・・・・
残念ながら、キミの仕事は全部カンペキなのだが、カーチャンさっぱり原因わからず。。。

近くに住む母に、こういう時こそ電話を掛けるが、こういう時に限って繋がらない!!
(肝心な時に必ず役に立たない人)。ほらね、っていうくらい案の定だよ。。。
もしも、ここでもう一人の5歳児が「トイレ!」と言ったらどうしよう!と部屋に取り残された側は思いつつ、しかしその5歳児は「ええ?!じゃあ今日お泊り!?」と子供らしい心配をしている。笑
一方で、親とはぐれていない側であっても、非常事態ゆえに時折泣き出したり、情緒不安定に。

しっかし、本当にどうしたものか、考えた末にやはり外側から誰かしらに叩いてもらうかレールのナニガシかを外してもらわない限り、ぜったいに動かない感じだったので、ストーカーのごとく母に電話をする傍らで、比較的冷静なムスメに伝えることにしたワタシ。

「向かいの、八百屋さんに行ってこられるかな?」
(ものすごいタイミングの良さで、数日前に「はじめてのおつかい」をさせてみたところ。)
「ドアが開かなくなってしまって、閉じ込められてしまったから、助けに来てください」と、言えるかな?と。

とにかく、状況を打破するには、ドアのレールがついている外側(ムスメが残された廊下側)に、大人が必要なので、こちらはリビングの窓を全開にして、八百屋さん(って結構外に出てくるよね、)の姿が見えないかと願いながらヤキモキ。
我が家からすぐの八百屋さんとはいえ、一方通行ゆえに結構なスピードで車が来ます。
行かせるかどうかはものすごく、揺れました。
こういう時って、一瞬で何百通りの「最悪の事態」が数珠繋ぎで「こうこうこうで、こうなったらば」が出てくるもので。。

先日、1人で「はじめてのおつかい」をさせたとはいえ、車事情からワタシが彼女の背後で(写真撮ってるくらいだから)車が今来ていない、ということを確認して送り出したし、来たらいくらでもその小さな手を引っ張って危険を回避させられる状況下でやったわけで。
思えば、生まれてこの方、道路を一人で渡らせるなんて、まだ一度もしたことがないのが幼稚園児。
冷静な子だと思っているけれど、でもこういう多少なりとも緊張感と不安がある状況下で、もし気が動転してパーッッと走り出した時、車が来たら・・・私は守れないんだ!!、と。
そんな可能性が1パーセントでもあるならば、母が携帯に気付くまでこの状態の方がいいのか?とか、いや、でもこの子なら出来るよな、と冷静にも思うわけで。

フと道の反対側に目をやると、道路工事交通整備のためのおじさんが一名。
一瞬、この名前も顔も知らないこの人に、私がいま上から大声で状況を説明すれば、幸い鍵はリビングからモニターで解除できるし、ムスメが道路に出ないで済む。
けど・・・・、この人がひょっとして奇人変人で、状況を知った途端にムスメを連れ去ったら!?とか、奇想天外なことが、ホント一瞬でどんどん出てくる。。
友人も、「いや、あのおじさんはやめとこう・・」と冷静に。笑

次に思いついたのは、隣の美容室のお兄さん。お兄さんって言ってるけど、お互いお姉さんとお兄さんだった頃から隣人で知っているゆえで、40代。
子供同士も顔見知りだし、良く知っているいい人なので、スマホから美容院の電話番号を探し出して電話。
・・・・居ないし。。。(いつも居るのにさーーー。。笑)

そんなこんなしているうちに時間は経ち、ムスメは「行ってこられる」と静かに頷く。
そこで、上記の事情を話すこと、それから靴を履いてドアを開けたらまず、家の敷地内で上から見下ろしているオカーサン(私)の真下に来なさい、と説明。勝手に道を絶対に渡らないように!と、何十回も。

ムスメは「わかった」と、降りて行って、ほどなくして「おかーさーーーーんーーー」と大きな声で言いながら、上を見上げながら、実にそおっとそーーっとゆっくり出てきた。
そうそう、大丈夫!
出来るだけ冷静に、「そこにそのままいて!」と窓全開で叫び、車の往来が上からは確認できないこと、そして音がしないことを確認し、ムスメに「今車が見えるか、ゆっくり少しだけ前に出て左を見て」と言うと、ものすっごいへっぴり腰、究極の慎重派らしい姿勢で「今、一台来ましたぁ!」「行きましたぁ!」と。
次は来ていないということと、私も耳と目で確認し、「今だ!わたって!!」とGOサイン。

シュタッと道を渡ったムスメは、素早くお店まで駆けていき、お客さんがレジに一人いるのを邪魔することなく待ってから、顔見知りの優しいお姉さんの店員さんに事情を話している。
よくは聞こえなかったけれど、丁寧にな言葉遣いで、落ち着いて「ドアが開かなくなって」「締め出されて」という言葉が要所要所で聞き取れました。

ほどなくして、お姉さんの姿が。

ここで、馬鹿親かもしれないけど、大人がムスメと出てきてくれたことで、「ああもう大丈夫、車に一緒に気を付けてくれる、命は危なくない」と涙が出そうに。笑
大袈裟な解釈だろうけれど、5年目で初めて、「どんな大地震が来ても(幼稚園にいたら物理的には守れないが・・)、どんな無謀運転車が来ても、いつも私が絶対守ってあげられる」と、ひいてきた小さなムスメの手をはじめて「離した」気がします。

もう1,2年したら、それは毎日のことになるのだけれど、今日は私にとっても大冒険の日でした。
もし、車が来そうな気配でムスメが飛び出しそうになったら、止められなくても、ジブンここの窓から飛び降りるな、と。
そしたらまあ、多分ムスメは車に気付いてどうにか止まる確率が高く、ワタシは半身不随か、とか。でも降りずにはいられんだろな、とか。笑

で。
お姉さんがやってきてくれ、再び手渡したトンカチなどを使ってもらってみても、ビクともしない。
椅子があれば・・ということだったので、またムスメに「洗面所にあるIKEAのお風呂椅子、あれ持ってこられる?」と頼み、小さな助っ人階段降りてササッと運んでまいりました。
しかーーーし、やはり開かない・・・・。
彼女が説明したのか、うちの向かいには心配そうに見上げる八百屋さんのお客さんたち。
(全員女性。)

時間が経過し、お店の方にも人がレジを待っているのが見え(小さなお店なので時間帯によっては店員さんは一人)、途中一度お店に戻ってもらい、そして再び来てくれた時は、今度は近くのお店の割とたくましい若い男性を連れてきてくれました。
やはりここら辺は男女でぜんっっっぜん違うのを見せつけられましたが、彼はしばらく格闘した後、ドアごとゴゴッと外してくれました!!

も~~~~~う、嬉しくって嬉しくって、お礼と頂き物で素晴らしい焼酎があったので、それをお渡しして、呑み助だというその男性も「ええっ!?むしろいいんですかっ!?」とピョンピョコ帰ってくれ、お互い笑顔笑顔!笑
ムスメの言葉を信じてお店を留守にしてまで手伝ってくれた彼女もまた、呑み助ということだったので、こちらには後で日本酒とビールとチーズを(どこまで呑み助だらけ?笑)しこたま購入し、夕方お店へ。
いやーーーーー、本当に大冒険な一日でした。

後から、ものすごくほめたたえながら、使った言葉を聞いてみたら、
「私のうちに、きてもらえませんか?」
「どうしてですか?」
「ドアが開かなくなってしまって、しめだされてしまったからです」
「あらあら?!」

だそう。

百点満点ではないか!我が子ながら!

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そんな「今日の一等賞!」と、我が家半年分の小麦ちゃん。
今年ははるゆたかの生育が良かったらしく、はるゆたかの中のはるゆたか、スーパーはるゆたかをば!(大盤振る舞い!?)
それでも半年分で1万円に満たない我が家のパン事情です♪

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あとは、グラノラにも再びはまり、夏は爽やかに桃と自家製グラノーラ。(主に朝。)
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お友達にもリネンのタオル(一反買いをちょこちょこタオルにしてます)とグラノーラプレゼント。
by pechopiano | 2015-08-27 23:50
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